Coucou de la Provence! プロヴァンスからこんにちは!

みなさん、こんにちは。私はエクス・アン・プロヴァンス在住のNAOです。
Petit Marchéのお客様で、プロヴァンス好きな皆様に、
現地からの生の情報をお届けしたいと思っています。
どうぞよろしくお願いします。

さて2回目の話題は、5月なので「スズラン祭り」についてです。



5月1日に贈りあうスズランには、花束タイプのものと、
このような鉢植えのものがあります。花屋さん曰く、鉢植えの方が長もちするし、
庭に植えると来年も花をつけるのだそう。庭があったら試してみたい……。


この時期になると、スズランを扱った素敵なアレンジメントが
たくさん登場します。お値段もそれなり(15〜35ユーロ)ですが、
プレゼントには良さそうです。
新緑の美しい季節、5月。

こちら南フランスでも、木々に花が咲き新芽が出て、

柔かな景色を眼にするようになりました。

フランスでは、5月1日に
Féte de Muget(フェット・ド・ミュゲ:

スズラン祭り)と呼ばれる風習があります。

祭と言ってもイベントがある訳ではなく、スズランの小さな花束を、

友達・家族等の親しい人に贈るという、ささやかなものです。

スズランは、フランスでは幸運をもたらす花とされていて、

可憐なその姿だけでなくほのかに甘い香りもあって、

まさに「小さな幸運」のシンボルそのもの。
私も以前、仲の良い友達の家に遊びに行く時に、

プレゼントとして贈ったことがあります。あまりにも可愛いので、

帰り道に自分の部屋用にも買い求めてしまいました。

この花束、数本のスズランを束ねた、手のひらに乗るほどの

小さなもので、値段は2〜3ユーロくらいでしょうか。

スズランだけのシンプルなものから、バラ等の他の花を加えたもの、

スーパーで見かける大量生産型のもの、売り子さんが作ったであろう

手作りの味のあるものなど、本当に様々です。


こちらが、バラの花と組み合わせたシンプルな花束。
鉢植えのものに並んで、最も多く見かけます。
値段も3ユーロ前後なので、小さな子が買って
大切そうに抱えていたりします。



今年のスズラン祭りのために、私が買い求めた花束。
いろいろなお店を見て回って、2ユーロで見つけました。
小さな花束とともに、小さな幸せが訪れますように。

5月1日は、メーデー(Féte du travail:労働者の日)なので祝日。

ほとんどのお店が閉まっている街の中で、

スズラン売りの人々たちがひっそりと商売をしています。

この日だけは営業権のない人もスズランを売ることができるそうで、

時には道端で子供達が売っていたりします。

スズランは、栽培されて大量に売られるもの以外は、

森の中からつんで来るのだそうです。この時期になると時折、

私有地から勝手にスズランをつんでしまう花泥棒も現れて、

「小さな幸運」を巡ってのトラブルも起こります。

そんなことを思いつつ今年も買い求める花束。

今年もスズランの小さな花束で、一人でも多くの人の心に

幸せが灯りますように。(NAO)


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